サンクリの収穫

『おねがい☆カホチャーン』
『リソラバ』（D-heaven）
　どっちも新刊じゃねえし。
　前者は花穂がお兄ちゃまじゃない奴にコマされる、というまあありがちな漫画なんですが、そのコマす奴が何故かふたなりの竜崎先輩って時点で一味違います。違いがわかってます。不思議に抑制の効いた漫画で、竜崎先輩のチンコはただ花穂を犯す必要上の理由だけで生えている感があり、チンコの生えた女体を描くことへの執拗な拘りはまるで前景化しない。その抑制感覚がエロい。
　そしてなにより、ムチムチのエロい体をした花穂を犯す竜崎先輩の表情のイカスことイカスこと。ヤバい。なんか降りてる。証拠に、その続編の『シスプリド』はそこまでではない。
　『リソラバ』は花穂の事を一番好きなアニキと鈴凛の、微妙に爛れた、それでいて爽やかな性交の話。枕語りがあまりにも鈴凛。これまたヤバい。