七巴の剣 くのいち淫の章(rouge、2003年)

 第三弾ですが、またrougeかよ。
 なんかまあ和風ファンタジーです。
 元服したてのチンコのデカいショタ若様が、お伴のくのいちと一緒に儀式をしに山へ向かいます。その途上で敵の忍者が襲ってきます。
 山でやる儀式は岩とハメるという中々にアレなものなので、山への旅路では若様はセックスを鍛えまくらなければならないわけで、当然お伴のくのいちが色々教えてくれるはずですが、元服の儀式を終えたばっかで傷口が塞がってない(要は割礼なんすね、成人の儀式が)若様は、セックスなんてできません。なので、一ヶ月の旅路のうち二十日間は手とか口とかだけ。そりゃなんか違うだろ。あと、敵忍者には女もいるわけですが、エロい格好をして出てくるのに大半がエロシーンもなく死にます。
 エロシーンは頻出しますが、かなり終盤までどうでもいい脇役とかにくのいちが犯される以外に本番はありません。
 で、その終盤にさしかかった時点で、くのいちと若様は喧嘩をし、仲直りしないままにくのいちは死にます。もーずたずたに切り裂かれて犬に食われます。
 どうすんだろ、と思うと死んだはずのくのいちが登場。実は自分達は七人いたのである、と衝撃の告白。七人いたっていったってそもそも別の人間。さっき死んだ一人目と若様は一緒に旅をして、喧嘩して、死別したのに変わりはないのにその同じ顔に整形していて、事情をある程度知っているだけの別の女を若様つーかシナリオが同一人物として扱います。
 とても困る。これでこの二人目のくのいちとくっついてハッピーエンドだったら一人目は浮かばれねえなあ、と思うばかりですが、このあとの展開はくのいちと本番するとバッドエンドなので、ある意味救われます。ホントある意味だけどね。
 でまあ岩とハメると結局は全員死んじゃった七人のくのいちが一人の人間として復活してそのくのいちとケコーン、という事になり、まあ別にそれはそれでいっかー、という感じなのですが、その人違う人、って突っ込みたくてもどうしようもない感じとか結局二十日間若様とくのいちの本番がないとこの、ヘンなリアル路線とかで後味は物凄く微妙です。
 ・・・あえてやる理由は全くなかったのに何故こんなゲームを?>俺