凌辱ニュータウン 人妻狩り(舞花、2002年)

 淫渦芯拳シリーズ第二弾。
 このシリーズにしてからが、今更正解があるような反動的なシリーズなんですが、中でもこれは女の子ごとの分岐についてのジレンマがマジでほぼゼロという一点において突出してます。
 まあ、秘拳の継承者争いに人妻調教合戦、とそれだけの話なんですが、調教対象の人妻どもは攻略対象ではありません。
 こいつらは全員を前半の狩猟パートで篭絡して、後半の調教パート全員に全メニューを施し、それとは別口でヒロインを落とさなければなりません。人妻の狩猟&調教は本当にクリア条件を満たすためのルーティーンでしかなく、そこにマルチシナリオの喜びはまったくありません。前半は行動回数に制限がなく、後半は調教メニューが全員同じ、というあたりもルーティーン感を際立たせます。
 中途半端に押し付けがましいストーリー性がいろんな事を台無しにしているアレなゲーム。エロシーンの有難味のなさは傑出してます。