ジェットストリーム・トークセッション 斎藤環×滝本竜彦×佐藤友哉

 これもまあこの組み合わせならこんなものでしょう。面白いけど。
 『フリッカー式』と『エナメルを塗った魂の比重』がエンタテインメントで、『水没ピアノ』以降はそうではない、という佐藤友哉の認識は変なのだが、なるほどこの人にとってのエンタメってエヴァだったのか、と思うと物凄く納得がいく。自分の話をするようになってからの方が端正な小説を書いているあたりとか。