Cage 囚われの記憶(メイビーソフト、2002年)

 巨乳っ娘直前微妙な巨乳ゲーを語ろう企画略して微乳企画第二弾。
 メーカーさんには一体何があったのでしょうか? 謎です。
 原画は本人も巨乳、しかも結構美人とされている望月望(ソース)。だからという以上の理由はなく、凄いでかい乳が乱舞しております。
 2chのどっかでは君望以上の鬱ゲーとして讃えられていたようですが(どこだったかな・・・。購入検討スレかな?)、鬱になるのはプレイヤーであって、なんかもうそれ以下でもそれ以上でもねえ。即ち一般的な語彙で言えば地雷です。
 まあ紹介ページに行けば書いてある事ですが、この作品世界では刑務所が民営化されてます。無意味だ、とは言いませんが収益モデルとかまるでわかんないあたりが困ります。まあとにかく民営化されちゃった事により囚人に対する物凄くヒドい仕打ちがまかり通っています。なんでって聞くな。俺にもわかんねえ。
 主人公はそんな民営刑務所の刑務官さん。これで主人公が極悪看守で女囚たちを次々と犯すゲームだったらどんなにかよかった事か。いや、というかそういうゲームか普通に女の子の数だけ分岐のあるゲームを期待してました。
 でも、そうじゃないんです。中途半端に純愛路線なんです。だから、主人公はいい人で、女囚達にも優しく接し、彼女達も打ち解けてくれる、と思った途端主人公の別人格発動、女囚を激しくレイープ。そのレイープが起こるや否や他の看守達がそのレイープされた女囚をさらに凌辱。目が焦点を失うんですよ状態の女囚はふらふらと刑務所の外に出ようとして、あぼーん。ええ、首輪爆弾でね。罪状に関係なく脱獄即、死。無茶苦茶や。
 やがてなんか主人公の妹の双子が刑務所に送られてきて、他の看守の見守る中セクースさせられたりなんだりかんだりでまあ基本的にはそのどっちかとくっつきます。そのどっちかとしかくっつけません。
 純愛路線ですから主人公の身持ちが堅いんです。
 でまあ刑務所の悪事が発覚したりなんだりで妹達を助け出せてこんな刑務所はここだけじゃないんだね的な事を言って終わるわけですが。
 僕にどうしろと。必然性のない鬱展開と、必然性のない主人公以外の連中によるメインヒロイン以外への凌辱が相次ぎ、俺=主人公があの子やこの子と事をいたせるものとばかり思っていた琥珀色の男の夢どこへ。どうして俺はこれを発売日に買ったのだろう?
 いやもう少しでストライクゾーンど真ん中だったんだけどね・・・。